高血圧 症状 食事 予防 改善 金薬
 


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■ どうして塩分で血圧が上がるの?

塩分(ナトリウム)は生きていく上で欠かせないミネラルですが1日1g摂れば十分と言われています。

日本人は現在1日10gを越えて摂取しています。

塩分摂取が多かった東北地方で減塩指導が続けられた結果、脳卒中を起す人がグンと減ったのです。

塩分が高血圧を招く理由は2つあります。

1;塩分は筋肉を収縮させる働きがあります。
ナトリウムが増えると、血管壁の筋肉がわずかな交感神経の刺激でも収縮しやすくなり、血液の通り道が狭くなります。

2;ナトリウムには水をくっつける作用があり、血液中の水分を増やします。

血液量が増えると心臓から血液を送り出す時、より大きな力が必要になります

食塩で血圧が上がる人と上がらない人がいて、食塩で上がる人(食塩感受性)はナトリウムを体内に蓄えやすく、塩分の影響が強くあらわれます。

ちなみに塩分の摂取量が8〜9gと比較的少ない沖縄県では脳卒中による死亡率が全国でもっとも低くなっています。

マサイ民族の塩分摂取量は2.5gと少なく、50歳以上でも高血圧の人はほとんどいないそうです。


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